momose MC

新たなmomoseブランドは、よりオリジナル性、機能、バラエティー性を持ち新たにモモセクラシック(以降MC)として生まれ変わりました。型番はMC
 ヘッド、ネック、ボディーの各部分を前モデル(以降MST)を基にデザインをし直し大きく変わったのはヘッドデザインとロゴです。MSTのヘッドはいわゆるストラトのヘッドでしたがオリジナル性あるニューヘッドに変わり、それに伴いロゴデザインも変更されました。ボディー形状も百瀬により、より抱えやすく弾きやすいボディーデザインされP.Gもボディーに合わせたものに変わりました。
 そしてより扱いやすいギターにするために細部に亘り見直されました。まず、ペグをマグナムロック(以降MG)に変更しました。面倒な弦交換を楽にするのと弦の緩みを減らしチューニングを安定させるためです、MGはペグを回すと自動的に弦をロックするためペグを回す回数が通常のペグより遥かに少なくて済むのです、またロックを外さない限り弦が外れる心配もありません。次に、ロッド調整用の穴を広げ調整しやすくしましたMSTのロッド調整穴は小さく、調整の際にレンチがヘッドにぶつかり傷を付けやすいものでした。次にナットを牛骨ナットからオイル漬け牛骨ナットに変更しました、チューニングやアームアップ(ダウン)時のナットに掛かる負担を減らしスムーズに弦が動ける様にするためです。次にフレット数が21から22へと増えました。演奏の幅を持たせより豊かな表現ができるようにするためです、またフレットが増えた分ネックを長くするのではなく指板だけ延ばすツバだしをを採用しました。ネックを長くしてしまいますと、ネックポケットが広くなり音に影響する他、21フレット仕様等にする場合に共通のジョイントでなくなってしまうためです。次に、MSTはボディー材により使用する指板材が決まっていましたが、(メイプル1Pに変わり)メイプル指板と(ローズに代わり)ニューハカランダ指板の2種類を選択できるようにしました、またMSTはメイプル1Pネックの場合ネックが太かったですが、MCではどちらの指板でもその差はほとんど少なくなりました。次に指板バインディングを採用、指板を指板と同材のものでバインディングすることにより湿度変化によるバリを低減させました、同材なので見た目にほとんど変化ない上に、木材のため経年変化により剥がれる心配がありません。次に、ネックジョイント部にヒールレス加工を施しハイポジションでの演奏性を高めました。またジョイントプレートもヒールへ埋め込む形にし素材をより硬いNBS-3Hに変更しました、硬いもの変更することによりプレートの変形が抑えられネックセットビスの締め付けの圧力が増すのと同時に、線で加わっていた圧力がプレート全体の面で伝わるようになり、より確実なジョイントができるようになりました。そして、ストラップピンを大きな物に変更しました、ストラップが演奏中に外れるのを防止するためです。

 ボディー材はアルダーとアッシュの2種類、指板がメイプルとニューハカランダの2種から選べ組み合わせにより4機種をそろえました。ボディーカラーはアルダーが3TS、2TS、LPB、CAR、アッシュが3TS、2TS、NA、WBDの中から選択できます。
 現在ランナップはMSTの後継機種MC-1とMC-2のみですが、MTL、MPB、MJBの後継機種を開発中です。

*仕様等は予告なく変更する場合がございます。